インターンシップに来てくれました。
ブログを書いていただきましたので、2回に渡ってお二人分をアップさせていただきます。
<岡恵理さん>
一日目 座談会
代表取締役社長 浅川 様
労働人口減少を見据え、性差や障害による労働環境の差をなくし、
チャンスを平等に与えていきいきと働いてほしいとのお考えから日々健康経営に尽力されています。
立場の垣根を越えて闊達な意見交換が行われていることや些細な要望でも実現されています。
労働環境の改善はもちろんのこと働く意欲や所属感がさらに強固なものになっていくのではないかと感じました。
社長ご自身のまわりの人材を育て、一人ですべて意思決定せずとも円滑に会社を運営できる環境
を作ることでさらなる好循環を生んでおり、
コロナ禍においても挑戦・成長し続ける胆力と攻めの姿勢はそのままに
「いつも通り」を貫く潔さを組織として体現されています。
経営者としてゆるぎない軸をもって仕事をするという覚悟も感じとれました。
また、社会貢献としてSDGsへの取り組みも積極的に行われており、
企業としての社会的責任を果たそうと努力されています。
その取り組みにおいて構築された課題整理の道筋や、
解決方法の蓄積は会社自体の革新にもつながっているのではないかと感じました。
女性管理職の方
子育てのため思い切り働けなくても、
諦めずくじけずに社会とつながり仕事を続ける努力をされてきた方です。
周りを頼り、管理職だからと特別身構えることなく、
やるべき仕事をこなすこと、続けることを大切にされています。
女性管理職として実績を積むこと、歴史をつくることで後進のキャリアアップにも
つながるようにと未来のことまでを考えてお話されていたことが印象的でした。
また正社員で居続けることの意味が時代や世論とともに変化していることにも注目されており、
女性のライフイベントで退職することがいかに惜しいことか痛感しました。
働く気持ちの火を灯し続けることは容易ではありませんが、
家庭の状況や自分自身の気持ちも大切にしながらも、
柔軟な思考で働き続ける工夫をしたいと思いました。
女性社員 リーダーの方
育児に奮闘しながら時短勤務をされており、
実際働くようになるときのイメージをつかむのに大変参考になるお話ばかりでした。
リーダーとして仕事の進捗管理や仕事の割り振り、
お客様の要望の聞き取りなどを行っているとのことです。
時短勤務であることで効率よく立ち回るためには、
物事の交通整理とハプニングへの対応力が求められるので、
その能力に長けていらっしゃると感じました。
また、周りの成長のために仕事をふる。
一人でなくまわりの人と相談しながら進めていくことも、
まわりまわって自分を楽にするとおっしゃっていました。
さらにご家庭ではお掃除ロボットを導入するなど、
やらないことに線引きをして無理しすぎないようにすることで仕事と家庭のバランスを保っていらっしゃいます。
まさにICTでソリューションされています。
女性BP社員の方
職場に行かせていただいたとき、お部屋の雰囲気がとても柔らかな印象でした。
それぞれご家庭に事情がありながらも会社とのご縁を大切にお仕事されています。
電話でのやり取りでは専門用語が多く難しく感じる場面もあるそうです。
しかし、分からなくても誰かと協力して解決できる環境で、
みなさま互いの支えあってお仕事されています。
また、声からの情報のみでお客様のご要望を的確につかむのには
経験とコミュニケーションスキルが必要です。
コツはとにかくお客様の話をよく聴くことと学びました。
誰かを想いながら働いて、辛い感情や環境を乗り越えながら人生を編む奥深さに感動しました
二日目 スマート農業視察のお手伝い
生坂村農業公社様の視察のため、ぶどう棚の設営や片付けをお手伝いしました。
報道では何度か見たことはあったものの、実物を拝見するのは初めてのことでした。
会議室でのプレゼンテーションにも立ち会わせていただきました。
高品質高単価の農産物の生産は農家にとって命綱といっても過言ではありません。
付加価値をつけて差別化を図り地域を盛り上げていきたいと熱意をもって参加されていました。
昨今のIT技術による農業の高齢化・後継者不足の問題解決は
実証から実装のフェーズに移行しつつありますが、
通信環境の整備や端末購入費用の懸念などあり、
誰でも明日からすぐに、とは難しい現状があります。
しかし、この先研究開発がさらに進み実証実験やデータの集積がさらに豊かになり
スマート農業が身近になっていく日も遠くないと感じています。
最後に、
4日間にわたり貴重な体験をさせていただきました。
自身の働きかたを見直す機会となりました。
復職すること、学びと経験を活かしてよりよい社会の創造に貢献します。
ありがとうございました。
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